がん・その他 検査項目 医療機関 料金(税込)
喀痰細胞診 (今)(ス)(守)
(東)(星)
3,300
腫瘍マーカー(SCC、シフラ、NSE) (今)(ス)(守)
(東)(星)
各2,200
胸部CT(コンピュータ断層撮影) (今) 18,700
上部消化管X線 (今)(ス)(守)
(東)
11,000
上部消化管内視鏡(胃カメラ) (今)(ス)(守)
(東)
16,500
ABC検診
(ピロリ菌抗体2,750+ペプシノゲン2,200)
(今)(ス)(守)
(東)
4,950
大腸 注腸X線 (ス)(東) 22,000
下部消化管内視鏡 (大腸カメラ) (今) 27,500
大腸CT (今) 35,200
腫瘍マーカー(CEA) (今)(ス)(守)
(東)(星)
2,200
ABC健診 注腸X線
喀痰検査 ¥3300
早朝起床時に水道水で十分うがいをした後に強い咳を行い、3日分の痰を容器に採取し検査する。(畜痰法)肺や気管支などの細胞の悪性度を調べる。
肺がん、咽頭がん、喉頭がんなどを発見するのに適している。
※必須量を超えた場合は、3日分採取する必要はない。
※唾ではなく、必ず痰を採取すること。〇以下の方にお勧め
喫煙している方、咳や痰の症状がある方
肺がん腫瘍マーカー 各¥2200
・SCC
血液検査。肺がんが疑われるときに用いる検査項目。
肺がん、扁平上皮がんに対して陽性を示す物質を調べる。
扁平上皮とは、皮膚や粘膜を覆う上皮のことで、消化管(口腔、咽頭、食道)や気管支、子宮頸部などに存在する。

・シフラ
血液検査。肺がんの診断に使用される。
肺のがんである肺扁平上皮がんや、大細胞がん、肺腺がんなどで高値を示す。
※扁平上皮がんに関しては、SCCより陽性率が高い。

・NSE
血液検査。NSEは、神経組織および神経内分泌細胞に存在する酵素のひとつで、肺がん、神経系腫瘍の診断に適している。〇以下の方にお勧め
喫煙している方、血縁者に肺がんの方がいる、肺がんが気になる方
※NSEを単独で検査する事はあまり適していない。
※SCC、シフラは見ているところが違う為、どちらか1項目受診するより2項目同時に検査するのがおすすめ。(どちらが良いとは言えない)
※腫瘍マーカーは、高値だからといって必ずしもがんに罹っているという事ではない。他の疾患が影響して高値になっている可能性もあるため、あくまでも目安としての検査となる。

胸部CT
検査時間5~10分 ¥18,700
X線を使って胸部の断層写真を撮影する検査方法で、人体を透過したX線をコンピューターで処理して体の輪切り像を作る。この輪切り画像を積み重ねることで、肺の状態や働きを詳しく観察する。 肺がん、肺炎、肺結核、肺気腫、気管支拡張症などの病気を発見するのに適している。

〇以下の方にお勧め
喫煙している方、血縁者に肺の病気の方がいる方、
粉塵を吸いやすい環境で仕事をしている方
※食事の制限はなし。
※妊娠中、妊娠の可能性がある方は実施不可。
※検査着に着替えて頂く場合があるため、着替えやすい服装でお越し頂く。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)
検査時間5~10分 ¥16,500
食道・胃・十二指腸など上部消化管のがん、潰瘍、ポリープなどの診断に用いられる。
胃カメラでは、粘膜の色の変化や凹凸など性状を直接観察できるので、多くの情報を得ることができ、がんの早期発見に有効。
異常所見があった場合、生検(採取した組織にがん細胞があるか、
どのような種類のがん細胞かなどを顕微鏡で調べる検査)を行うことで確定診断をつけることができる。〇検査方法
①胃の中のあぶくを消す液体を飲む。
②検査時の苦しさを和らげるため、のどにゼリーの麻酔を使用する。
※経鼻内視鏡の方は鼻の奥にも麻酔をかける。
③柔軟性のある電子スコープを用いて検査する。
スコープの先端にはカメラが装着されており、モニタテレビに食 道・胃・十二指腸の内部を写し出して直接観察し診断する。
異常所見を疑った場合などには、生検を追加する場合もある。
※経鼻内視鏡は、咽頭を直接刺激しない為、嘔吐反射がおこりにくく、楽に検査をうけることができる。
※検査前日の夕食以降から検査終了後まで絶食となる。
※検査当日の飲み物は水飲みOK。(前日の飲み物の制限はなし)
※内服薬がある方は事前に教えて頂く。〇以下の方にお勧め
胃痛、胃もたれ、胸やけの症状がある方、喉や食道が気になる方
上部消化管X線
検査時間10~15分 ¥11,000
発泡剤(胃を膨らませる顆粒)、バリウム(胃部造影剤)を飲んだ後、検査台の上で体の向きを上下左右に回転させて、上部消化管(食道から胃、十二指腸まで)内に付着したバリウムをX線で撮影し、胃の形や粘膜上に異常がないかを確認する。 食道・胃・十二指腸など上部消化管のがん、潰瘍、ポリープなどの診断に用いられる。

〇以下の方にお勧め
胃痛、胃もたれ、胸やけの症状がある方、胃がん健診を受けられたことのない方
※検査前夜の夕食以降は、絶食、起床後から検査終了後まで絶飲食となる。
(タバコも×。)
※妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は実施不可。

ABC健診 ¥4,950(ピロリ菌抗体¥2,750 + ペプシノゲン¥2,200)
血液検査。ピロリ菌感染の有無 (ピロリ菌IgG抗体)と胃粘膜萎縮の程度(ペプシノゲン値)を測定し、胃がんになりやすい状態かどうかを調べる。

〇以下の方にお勧め
バリウムや胃カメラの検査に抵抗がある方、胃の状態が知りたい方

注腸X線 ¥22,000 検査時間20~30分
大腸(直腸・結腸)の病変をチェックする検査。肛門から細いチューブを挿入して、バリウム(造影剤)を注入して、その後空気を入れて大腸を膨らませた後、検査台の上で体の向きを上下左右に回転させ、検査台を起倒して大腸の全体に付着したバリウムを直腸から回腸までX線撮影する事で、大腸の形態変化や病変の正確な位置を知ることが出来、大腸ポリープや、大腸ガン、潰瘍性大腸炎、虚血性大腸炎、クローン病などの病気が分かる。

〇検査方法
▶前日
朝食から検査食をお召し上がり頂く。
・午前10時にコップ1杯(200㎖)以上のお水を飲んで頂く。
・昼食も検査食を召し上がって頂き、夕食までの空腹時にお召し上がり頂ける、
・間食用の検査食もあります。
・検査食の夕食後、コップ1杯(200㎖)以上のお水を飲んで頂く。
・午後7時にマグコロールP(下剤)を水150㎖に溶かして、
・午後9時にラキソベロン(下剤) をコップ1杯以上の水で服用。
・就寝前にコップ1杯(200㎖)以上のお水を飲んで頂く。

▶当日
午前7時コップ1杯(200㎖)以上のお水を飲んで頂く。
※これ以降は絶飲食です。

▶検査
①台で横になりお尻にチューブを入れます。
②バリウムをチューブから腸に入れていきます。
③お腹で大きな息をします(バリウムをスムーズに入れるため)
④空気を入れて腸を膨らませます。
⑤バリウムを腸の壁にくっつける為に、仰向けやうつ伏せを数回繰り返します(技師の指示に従って身体を回転させる)検査台も起倒させます。
⑥いろいろな角度から撮影するため、技師の指示に従って動く。
検査後はバリウムを早く出すため、下剤服用と水分をしっかりとって頂き、早めにバリウムを出して頂く。

※妊娠中の方、バリウムアレルギーの方、自分で体を動かす事の出来ない方は実施不可

〇以下の方にお勧め
近親者で大腸がんになった方がいる方、便潜血反応で陽性になった方

下部消化管内視鏡(大腸カメラ) ¥27,500 検査時間15~20分
肛門から先端に高性能のカメラがついた細いチューブを挿入して、大腸(上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)、直腸を直接観察し癌やポリープ、炎症の病気をみつける検査。注腸X線や大腸CT検査より、腸内を直接観察出来るため微少な病変や色調の変化を捉える事が出来、粘膜や糞便を採取し病理・細菌培養検査を行う事も出来る。

〇検査方法
▶前日
検査食はないが、朝食から消化の良いものをお召し上がり頂く。
(下記枠の中をおすすめメニューとしてご案内しています)
午後7時マグコロールP(下剤)を水150㎖に溶かして、午後9時にピコスルファートナトリウム(緩下剤)1本を200㎖の水に入れて服用頂く。
※1日を通してお通じをよくするため、お茶、お水を多めに摂って頂く。

〈おすすめメニュー〉
・朝食→具なし食パン・具なしポタージュスープ・プレーンヨーグルト・バナナ
・昼食→素うどん・具なし卵焼き
・おやつ→プリン・りんご(皮・種なし)
・夕食→雑炊(卵・ささみ入り)・具なしおみそ汁・皮なし焼き魚・薬味なし豆腐
・その他→大根入りそぼろ煮・目玉焼き・おにぎり(梅・鮭)・具なしゼリー等
※油ものは消化が遅く、繊維が多いものは大腸に残りやすいので避けて頂く。

▶当日
起床時にコップ2~3杯の水分を摂って頂く。
(自宅)
7時モビプレップ(腸管洗浄剤)を飲み方の案内を参考に作成して、服用を開始
服用・排便チェックシートの欄に時間と便の状態を記入して頂く。
※お通じを良くするため、歩いたりひねったりして、体を沢山動かすと良い
(院内)
①検査着に着替え、検査台に横になってお腹をラクにする
②鎮静剤を注射
③肛門から内視鏡を挿入(この時チカラは抜いてラクにする)
④医師がモニターに映る腸内を観察します
※検査前、検査中に鎮痙剤の注射をする事があります(腸の緊張をとるため)
※検査中に病変が見つかった場合に、ポリープを切除や、組織の一部を採取し、病理組織検査をすることがある。

☆注射により動悸・視力障害・眠気を起こす事がある為、自身運転でのお車の来院は控えて頂く☆

〇以下の方にお勧め
便通異常(便秘・下痢・細くなった等)や血便がある方
慢性の腹痛がある方、近親者で大腸がんになった方がいる方

大腸CT ¥35,200 検査時間 約20分
X線を用いて大腸をスライスしたような断面画像を撮影しコンピューター処理することにより、内視鏡で撮ったような画像を作り観察する検査。
内視鏡検査に比べ負担や苦痛が少なく、腸の口側と肛門側から観察が可能。その為、内視鏡ではみえにくいヒダの裏側もよく見え、腸の搾取や癒着などで内視鏡が通過出来ない時も、深部の情報を得る事が出来る。また腹部全体を撮影する為、大腸以外の臓器についても情報を得る事も出来る。しかし、病変が見つかった際は確定診断が出来ない為、内視鏡検査が必要となる。〇検査方法
▶前々日
普段より多めの水分摂取をして頂く(飲み物はなんでも良い)▶前日
朝食から検査食とドリンクとお水を飲食頂く。お茶、お水は出来るだけ飲んで頂く。19時にマグコロールP、21時にピコスルファートナトリウム内容液(下剤・1本を100㎖の水でとかして服用頂く。(どちらも下剤)
これ以降は、検査終了まで絶食。▶当日(院内)
①検査開始でCT台に横になり、おしりの上に「腸の動きを抑えること」と「腸を膨らみやすくすること」ための注射をする。
②細いチューブを肛門から少し挿入し、炭酸バスを注入して大腸を膨らます。
③うつ伏せと仰向けで2回CT撮影をする。
※2回とも息を吐いた状態で5~7秒くらい止めます。〇実施不可の方
妊娠中の方、腸閉塞の疑いのある方、腎機能が極めて悪い方
緑内障、前立腺肥大、重篤な心疾患、出血性大腸炎、出血性大腸炎、麻痺性イレウスなど〇以下の方にお勧め
近親者で大腸がんになった方がいる方、最近下痢や便秘を繰り返す方
大腸カメラに抵抗がある方
大腸腫瘍マーカー(CEA) ¥2,200
血液検査。大腸がんなどの消化器がんをはじめ、肺、卵巣、乳がんなどで高値となる。大腸カメラや大腸CTとの併用がおすすめ。また、喫煙者も高値の結果となる事がある。

〇以下の方にお勧め
近親者で大腸がんになった方がいる方、消化器系のがんの心配な方

腹部超音波 ¥6,050 検査時間5分~15分
お腹に検査用のゼリーを塗り、プローブという機械を当て、腹部に超音波を当てて肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、脾臓に異常がないか確認する検査。
各臓器の腫瘍や脂肪肝、胆嚢ポリープ、胆石、腎嚢胞、腎結石などの発見に有効。
脂肪やガスが多いと観察ができないことがある。
検査による痛みはなく、X線検査やCTと違い被ばくのない検査。〇以下の方にお勧め
・アルコールをよく飲む方
・肝機能異常や腎機能障害を指摘されたことがある方
・お腹や背中に痛みがある方

 

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